子供の習い事を始めるときに悩むのが
「何をやらせるか」
「どこで(どの教室で)やらせるか」
ということではないでしょうか?
今日は、「どこでやらせるか」ということにクローズアップして
校区外の教室を選ぶことで生まれる3つのメリットを
経験と共にお話ししてみたいと思います。
お付き合い頂けると幸いです。
目次
メリット1:いじめや、トラブルが会った時の避難先になる。学校とは別の仲間に出会える。
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我が家は転勤族でした。
日頃は活発で天真爛漫な息子も、
幼稚園が変わると登園拒否をしたり
小学校の転校後は、謎の腹痛に半年以上悩まされたり・・・と、
変化に対応することはとても難しいと感じました。
転勤した先で子供がすぐに馴染めるか・・・・
何かの拍子にいじめられることもあるかもしれない・・・
学校に行きたくないと言われたらどうしよう・・・・
そんな心配を、常に頭の片隅に置きながら子育てしてきました。
そこで、ちょっと面倒でしたが、幼稚園や学校の近くでなく
校区外の教室をを選んで習い事に通わせることにしました。
もし、学校で辛いことがあっても、
同じ学校の子が少ない習い事ならば、安心していける。
そこに仲間ができれば、居場所になる。
ひょっとしたら起こるかもしれない
いじめ問題への保険として、
校区外で習い事をさせることは
親にとっても、安心して見守ることができました。
幸運なことに、人にも環境にも恵まれ、
大きなつまずきはありませんでしたが、
複数の居場所があるというのは
子供にとって、安心感があるようでした。
我が家の長男は、小学生〜中学生とクラブチームでサッカーをしてきました。
途中で引っ越しのため、チームが変わっていますが、
ずっと校区外のチームに所属してきました。
習い事で出会った仲間と、学校の仲間、多くの人との絆に恵まれたことは
息子の宝物になり、今も支え合う関係が続いています。
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メリット2:より広い範囲をリサーチすることで、相性の良い先生との出会いが
つい近くで探しがちですが、ちょっと範囲を広げてみたら、
素晴らしい先生との出会いがあるかもしれません。
(もしかしたら、隣の先生が最高という方いるかもしれませんが・・・)
私自身は、素晴らしい先生の基準は、経歴ではないと思っています。
もちろん、それも大切な要素かもしれません。
ですが、子供との相性が一番だと思う出来事があったので、
ご紹介してみたいと思います。
我が家の娘のことです。
本人が行ってみたいというので始めた全国チェーンの有名塾でしたが、
通いはじめて1年経った時に聞いてみました。
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ちょっと英語、話してみよっか?
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先生が言ってることも、いまいちわからないし
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なんて無駄な時間とお金を使ってしまったのでしょう!!!
現在通っている塾の先生は、娘と相性バッチリです。
一見愛想がよくないし、ズバズバ言って口が
悪かったりするところもあるのですが、
仰ることに嘘がなく、単刀直入で説明が判りやすいそうです。
何より娘が先生のことをとても信頼しています。
不思議なほどに、すっかり勉強が楽しくなって、
行かなくてもいい日まで塾へ行きたがるようになりました。
先生のご好意で、行かなくてもいい日も塾で
自主学習しているうちに、算数に自信が持てるようになり、
成績が伸びて行きました。
やはり相性って大事だと思いました。
でも、例えば、同じ先生であっても、ズバズバ言う => ちょっと怖い、話しかけにくい
単刀直入 => もっと噛み砕いて、ゆっくり説明してほしい
と思われるお子さんが、いらっしゃるかもしれません。
これこそ、相性ですよね。
メリット3:他の学校の情報が入り、思考が深まり、視野が広がる。
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校区外の教室へ行くと、色々な学校の情報が入ってきます。
先ほどご紹介した娘の塾ですが、
塾には小学校の友人たちがいます。
そして、その子たちは、娘とは別の中学へ通っています。
小学生からの友人と話す時間は、
ホッとする癒しの時間にもなると同時に
発見もあるようです。
それぞれの学校の良さや、
気に入らないところ、友人関係、先生のこと、
愚痴も含めて、自分たちの考えを話しています。
「中学で学校ごとに、こんなに違うんなら、
きっと高校はもっとやなあ。
高校選びは、ちゃんと考えないといけんなあ。」
と話しているのを聞いて、少し驚いてしまいました。
違う学校の子と一緒に習い事をしたからこそ、
成長したのかなと思う出来事でした。
まとめ
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校区外に飛び出して、習い事をするメリット、
・学校以外に居場所を作る
・相性のいい先生との出会い
・視野を広げる
なんとなく伝わりましたでしょうか?
場合によっては、通う手間や、
交通費が増えることもあるかもしれません。
日々のことなので、この距離というのは、
結構大変なデメリットになるかと思います。
私も息子のサッカーの送り迎えに、
かなりの手間をかけなければなりませんでしたから、
その大変さはよく理解しています。
実際、お仕事の都合など、不可能な方もいらっしゃるかと思いますので、
全ての方に向いた方法ではないかと思います。
ただ、「学校以外に居場所を用意しておく」というのは、
子供にとっては、いつも同じメンバーで変わらないよりも、
少し違う空気を吸えて良いところもあるように思います。
習い事を習う意味に、さらに付加価値をつけることができる、
校区外の習い事。何かのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。