「洗面台のシンク下収納のパイプがジャマで、収納しにくい!!」
と思ったことがある方は、私だけではないと思います。
このパイプがなければ、ものすごく片付けやすいのに!!と、
パイプがなかったら困るくせに、ついブツブツ・・・
そんな長年の悩みを、
100円ショップのワイヤネット(ワイヤーラティス)が
解決してくれました。
測らない
クギがいらない
ドリルもいらない
ノコギリも、トンカチもいりません!
使う道具は、ペンチのみ!
計測嫌いいで、大雑把な私でも楽々実現!
気軽に作れるネット棚で、洗面台のシンク下収納を、
スッキリ使いやすくしてみました。
もしよろしければ、お付き合いください。
目次
普通の洗面台を使いやすくしたい
ベーシックな賃貸物件の洗面台です。
隣にある引き出し収納は、ありがたいことに備え付けです。
下の段は、バスケット付いていて、取り出し可能なので汚れ物入になります。
本題のパイプがつらい洗面下収納はこちらです。
ごく一般的なタイプだと思います。
最初はホームセンターで収納棚を色々と見ました。
スライドで幅がずらせる棚など賢い工夫をしている素敵な商品がありましたが、作りがしっかりしているぶん値段も結構します。
そこで、DIYで作ってみようと思い、材料探しに出かけました。
とりあえず散歩しながら、収納アイデアを考えてみる
フラワーデザインや華道をしてきたので、
若い頃から、ホームセンターや手芸の材料を釣り扱う問屋さん、
東急ハンズやロフトが大好きで、よく散歩に出かけていました。
物を見ると「これ、何かに使えるかな?」
と考える癖がついています。
本来の使い方以外にも、使い道があるかも?
逆さまにしたら?
上から吊るしたら?
重ねてみたらどうだろう?
道端に落ちている木や、石ころも目に留まると
「あれ?可愛いかも?」拾ってきてしまいます。
なので、海に流木や、シーブラス、松ぼっくりを拾いに行tたり、秋にカラスウリを取りに行くときは、娘と一緒に、車にブルーシートを敷き詰めて出かけます。
これが、楽しいんですね。「何を作ろうかな?」とワクワクします。
ミニマルライフや、ときめく収納に向いていない性格なんですね。^ ^;
そんな風に、物を見ながら歩いていると
「これなら、材料になるかな?」というものに出会います。
セリアのワイヤラティスで作る収納棚
そんな感じでセリアで見つけた
ネットで棚を作ったら
最高に簡単にできました。↓
板で作るより、かなり手軽に作れるので
ご紹介します。
【材料と道具】
セリア ワイヤーラティス(ネット) 3枚
セリア 収納用ケース
結束バンド
大型ペンチ(あると楽チンです。)
普通のペンチ
ワイヤーラティスは、色々なサイズがありますが、
私は大きなサイズを購入して切って使用しました。
そのほうがコスパが良いからです。
大型のペンチは、ダイソーで300円で販売されています。
ホームセンターでは、さらに使い心地が軽いものが、
1200円くらいで販売されています。
たくさん作る方や、握力に自信がない方は、
ホームセンターの大型ペンチが便利です。
【作り方】
① 設置したい場所に置いて、ネットのサイズが測り、材料を切り出します。
<楽ちんポイント>
ネットのマスの数で測るので、
メジャーが必要ありません。
切り出した材料がこちらです。
背板1、2は、余ったところを使っています。
② ここから、組み立て作業です。
横板と背板を結束バンドで固定します。
<結束バンドの使い方>
固定したい場所に四角い部分に反対側の先を通して輪を作ります。
このように輪を作ります。↓
隙間がないように引っ張り、余計な部分を切ります。
<楽ちんポイント>
ネジや釘を使わないので
DIYが初めて人も
子供でも、一人で簡単!
③ 反対側の横板を固定します。
④ ③をコの字型に立ち上げて、棚板を固定します。
(上から見た写真です。)
棚板の高さは、収納するものの高さで決めてください。
ここでもマスの数で高さがわかります。
棚板を増やせば段数も増えますよ。
棚の出来上がりです。
実際の収納をご紹介します
完成形がこちらです。
パイプの両側に、一つずつ棚を起きました。
左側は3段にして、収納ケースを引き出しのように収めています。
右側は2段で、背の高いものを収納しています。
重いものは、一番下に入れてください。
扉の裏側も、吊るし収納に使っています。
剥がせる粘着テープで、フックをつけています。
フックをつけるときには、
閉めたときにぶつかったり
扉が閉まらない・・・という事がないか
確認してください。
文房具用のパンチで、
掃除用手袋に穴を開けています。
しつこい汚れ落としのための洗濯板は、
結束バンドで掛けやすく。
幅があるもののフックをつけるときは、
掛けた状態で貼り付けると
メジャーで上下の幅を測る必要がなくて一手間減ります。
反対側の扉裏は、お掃除道具とお風呂用ブーツです。
お風呂用ブーツは、素材が薄いと
文具のパンチで穴が開けられます。
完成です。
何かお役に立つことがあれば、
恥ずかしながら生活感がある場所を公開した甲斐があります。
ちなみに、この棚は、お鍋やボウル、ラップを置く棚としてキッチンでも活躍しています。
キッチン収納に関する記事はコチラです。
まとめ
自由にサイズ調整が可能なセリアのワイヤーラティスを使った棚づくりと
シンク下収納の実例をご紹介しました。
この棚の良いところは
1. コストが安いこと。
2. 工具はペンチだけで済むこと。
3.どんな場所にもピッタリサイズで作れること
4.メジャーで測ったり線を引いたりする手間がないこと
です。
ただし、それほど強度がないので、
重いものは置かないでくださいね。
シャンプーや洗剤のストックなどは、
重いものは一番下の段に入れてください。
シンク下収納のスペースを、
有効活用することができたかなと思います。
ちょっと大袈裟に思われるかもしれませんが、
私自身は、立体的に空間を見たり、
色々な物を見て物作りの発想を得ることは、
フラワーデザインから学びました。
立体的な造形を作り出すことに慣れると、
日頃から、物事を3Dで考えることが
できるようになると聞いたことがあります。
日頃は、うっかり者ののんびり屋の私ですが、
お花のおかげで、地図や間取り図を見ることも得意になりました。
そのように、1つのことが思わぬ効果をあげることがある
一つの学びが様々な変化をもたらすことがあるんですね。
生徒様の様子を拝見していても、
興味を持ったことをやっているうちに
自然と他のことに繋がって新しい発想や、
特技が増えることがあります。
今の趣味や興味の中に、もしかしたら
新しいことの芽があるかもしませんよ。^ ^
最後まで読んで頂きありがとうございました。
何かの参考になれば幸いです。