【お月見・計量いらずの三色団子】簡単なのに野菜不足も解消できるヘルシーおやつで中秋の名月

おうちで美味しい

9月13日今夜は、中秋の名月です。十五夜とか、芋名月とも言ったりします。

そして、もう一つの名月が、今年は10月11日。十三夜とか、栗名月と言います。

昔は、この両方を見ることで、お月見がコンプリートしていたそうです。お月見デートだったら、「片見月はよくないから、来月も一緒に見ようね」という、誘い文句になっていたとか、いないとか。ロマンティックですよね。^ ^

そんなロマンティックとはかけ離れた我が家は、雨だろうが、曇りだろうが、十五夜と十三夜には、子供とお月見団子を作ります。「花より月より団子です!」 

今日は、子供と一緒に作れる和カラーが美しい三色団子の>「計量なしの目分量の作り方」をご紹介したいと思います。

よかったら、お付き合いください。

分量を測らないで作る理由

レシピといえば、分量が書いてあるものですが、白玉を作るときは、いつも計量していません。

理由は、白玉粉の含んでいる湿気やゴロゴロとした塊の大きさ天気などで、水分量が変わるため、何回作っても毎回水分量が変わってしまうからです。

なのでご紹介する三色団子は、分量を書いておりません。

・ちゃんと計量して作りたい

・途中で色々足して出来上がりの数が変わってしまうのはイヤ

・3色ちゃんと数を揃えて作りたい

・そうはいっても大体の量を知りたい

という方には、あまりお役に立てないかと思いますので、レシピサイトをご覧頂いた方が良いかと思います。あらかじめご了承くださいませ。

野菜嫌い、野菜不足を無理なく解決したい

この三色団子の色の元は、人工着色料ではないんです。

最初は、抹茶で着色しようと思いましたが、子供が小さな頃、抹茶味が苦くて嫌いだったので使えませんでした。
そこで、青汁を使ってみたら、苦味がなくてよかったんですね。

もう一色は、和っぽい色にしたくて、紫芋パウダーを使って、紫色にしています。

小松菜や、紫芋でやってみましたが、ちょっと繊維が気になったので、手軽にパウダーを使うことにしました、

青汁は、ベータカロテンなどの栄養豊富ですし、
紫芋は、抗酸化作用がありますし、目にも良いそうですよ、

材料と作り方をご紹介します。

《材料》
・白玉粉
・砂糖
・水

・大麦青葉青汁
・紫芋パウダー

《作り方》

まずは、注意点です。

白玉の生地は、3色別々に作ります。
白い生地をまとめて作ってから三つに分けて色をつけたくなりますが、試してみましたが、その方法では、ムラができて綺麗に馴染みませんでした。

なので、まずは、
ボウルなどの容器を3つ用意して、大体同量になるように白玉粉を入れるところからスタートします。

《生地の作り方》

① 3つのボウルに白玉粉を三等分に入れるて、砂糖もお好みで入れる。

ポイント
※ 白玉粉は緩み過ぎた時に足すために、少し残しておくと良いです。

※ 少し甘みを入れておくと、きな粉、あんこ、みたらしなどのトッピングが少量でも味がします。
 
* 醤油や海苔で召し上がるなら砂糖は必要ないかもしれないです。

② 白い白玉を作ります。水を少しずつ入れて、こねて耳たぶよりやや硬めにします。

ポイント
※ 一かたまりになってきたら、水を少しずつ入れて捏ねて・・・を繰り返してください。

* 油断すると、一気に緩くなります。緩み過ぎたら、残しておいた白玉粉を足してください。

③2〜3cmくらいに丸めて、少し真ん中を凹ませておく。

ポイント
ラップの上に間を空けて並べて、白玉同士がくっつかないようにしてください。また、乾燥しないようにラップを被せておいてください。

※ 真ん中を凹ませるのは、火の通りをよくするためです。まん丸がよかったら、加熱時間を少し足してください。

④ 次に紫色の生地を作ります。

2つ目の白玉粉の入ったボウルに、紫芋パウダーと砂糖を入れて、菜箸でぐるぐる混ぜて均等にします。

⑤ 少しずつ水を入れながら、更にお箸でグルグル混ぜます。

ポイント
※ 全体的に均等になるように周りから少しずつ水を入れて、全体に行き渡らせるように混ぜる。

⑥ 滑らかになるまで手でこねて、耳たぶより少し固めにする。

ポイント
※ ここからは、水が多すぎると一気に緩むので気をつけてください。

耳たぶより少し固めくらいになるまでこねます。最後は、手に水分をつけながら、こねれば、緩みすぎる心配が少ないですよ。

※ 緩み過ぎたら、白玉粉を、色が足りなかったら紫芋パウダーを少し足してください。

⑦ 紫色と同様に、緑色の生地を作る。

ポイント
*大麦青葉青汁と白玉粉、砂糖を入れて水を少しずつ入れながら捏ねていく。

※ 3色のこね上がりの色はこんな感じです。↓↓↓

意外と明るい色ですが茹でると渋い色味なります。

⑧ 全ての生地を2〜3cmに丸めて凹みをつけて、乾燥しないようにラップをかけておく。

《茹で方》
① お鍋に湯を沸かし、ボウルに冷水を用意します。

② 沸騰したら白玉を入れて、浮き上がってきたら1〜2分ほど茹でます。

ポイント
※ 凹みなしで丸い時は、2分しっかり茹でて水にさらしてから味見して確認してください。

※ 2センチくらいで凹みがあれば1分でも大丈夫だと思います。目安にしてください。
③ 茹で上がったら、冷水につけます。

ポイント
* 粗熱が取れたら、冷水で軽く洗ってぬめりをとって串刺して盛り付けます。

お好みで小豆や、みたらし、きな粉をかけてうぞ。

赤色、緑色の色素を使って作る場合は、更に簡単です。

着色料を使う場合は、まとめて白い白玉生地を作ってから、3等分に分けて、水で溶いた着色料で色付けするので、更に簡単です。

<着色料で色付けする場合の作り方>

① 最初に3色分の白い白玉生地をまとめて作って、3等分します。

② お皿に色がつかないように、ラップを敷きます。

③ 楊枝の持ち手側に乗るくらいの少量の着色料を、ラップに乗せて、1から2滴くらいの水でときます。

④ 3等分した生地の一つに、③の液体の着色料を少しずつ足して、色を調整します。

色合いは、こんな仕上がりになります。

春のお花見にも向いた色合いかなと思います。参考にしてみてくださいね。

まとめ

白玉粉でお団子を作るポイントは以下の3つです。

・水を少しずつ入れて硬さを調整すること

・茹でる時は、浮いてきてから時間を測ること

・茹で上がったら冷水に取ること

和カラーの野菜パウダーによる着色のポイントは2つです。

・野菜パウダーを白玉粉をこねる時に一緒に練りこむこと

中秋の名月、十五夜と、栗名月の十三夜は、毎年日にちが変わるのでネット検索して調べます。

昔から、十五夜と十三夜、両方の名月を見るのが良いとされていて片方だけしか見ないことを「片見月」と言って縁起が悪いとされてきたそうです。

もしかしらた、「縁起がわるい」というのは、両日の月を家族や大切な人と一緒に愛でるための口実、昔の方の照れ隠しかもしれない・・・なんて想像してみたりします。

今年は晴れて、美しい月を楽しめるといいですね。

野菜の栄養も取れて、油分がないので、日頃のおやつとしてもヘルシーでオススメです。
また、家庭で作るおやつとしては、道具が必要ないので、気軽に作れるのも良いところかと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
参考になれば嬉しく思います。