【ハーバリウムは可愛い?】「瓶に入れるだけ」だと思ってた!子供も大人も楽しめる小さなアート

ハーバリウム

大分市フラワーアレンジメント教室シェフレラを
お訪ね頂きありがとうございます。

流行のハーバリウムは、透明な瓶に
プリザーブドフラワーや
ドライフラワーを入れて、
専用のオイルを注いで作ります。

今でこそレッスンをしていますが
以前の私は、

「花の瓶詰め???」」

「この花の量、残り物みたいな・・・」

「これは、はたして可愛いの?」

と否定的でした。

現在のレッスンでは
「キラキラして可愛い!」
ご好評を頂いているのですが、

実は、
以前の私と同じように思っている人は
絶対いっぱいいるはずだ!

とも思っています。笑

今日は、とりあえず
「ハーバリウムを知ってみませんか?
結果、やっぱり嫌いでも構いません」

という気持ちで書いてみました。

お付き合い頂けると嬉しいです。

変なものが流行り出した!?

ハーバリウムとは、植物標本のことです。

フラワーアレンジメントと
華道を続けてきた私には
瓶詰めの花というのは、
とても奇妙に見えました。

フラワーアレンジメントのレッスンでは、
何本もの花を生けて作品を作ります。

それに比べてハーバリウムに使われる花は
花の枝先を入れる程度の量です。

今のように流行する前に
ネットなどで見かけるようになった時は、

これは、何に使うの?

え?飾るの?

美しい???

ふわふわしてる感じがいいのかな?

わからない・・・というのが第一印象でした。

花を瓶に入れるだけなら、習う必要なんてないと思っていた

ハーバリウムが流行り始め、
ハンドメイドの資材を販売する会社などで
ワークショップが始まりました。

そして、どんどん色々な会社が
資材販売を始めて、

雑貨屋さんなどでも、商品として
販売されるようになりました。

「え?売っちゃうの?」

「瓶に入れて、オイル入れるだけなのに

習う必要がある?」

「誰にでもできるんじゃない?」

と、やってもいないのに思っておりました。
今は、浅はかだったと大変反省しております。

友人からの依頼を安請け合いして勉強する羽目に。

ある日、友人から
「ハーバリウム習いたいんだけど
きょうこちゃん、お花の先生だから、できるでしょ?」

と聞かれました。

気心知れたお友達だったこともあり、
「お金を取らなければいっか」と
やったこともないのに

「多分、できるよー。」

と答えました。

とは言え、ブッツケ本番なんて失礼なことは
したくありません。

ボトルとオイルを購入し、
家にある花材で
試しに1本作ってみて・・・・

すぐに
「しまった!」と思いました。

「何これ!!!
意外と難しい!」

「思ったところに
花が置けないじゃないの。」

何も知らずに思い込みを
持ってはいけないと痛感しました。

ごめんなさい!勉強させて頂きます!
引き受けた以上、やり遂げなければ!

猛ダッシュで勉強することにしました。

この反省を踏まえて
以後、「何事もやってみないと
わからない」を肝に命じました。

実は難しいハーバリウム。生意気言ってごめんなさい。

ハーバリウムの難しさ

花材選び

配置方法

オイルを入れると花が動いてしまうこと

製作後、時間の経過で劣化ヶ起きること

です。

材料によって、色のくすみが出たり
色抜けが起こったりするのです。

ハーバリウムを購入する方や
習いたいと思われる方にとっての
ハーバリウムの魅力

1 色彩の美しさ

2 光を浴びた時のキラキラした透け感

3 長持ちで世話いらず

というところでしょう。

ネット上でも「1年ほど持ちます」と書いて
販売されている会社が多いのですね。

なので、レッスンで作る作品も
1年は楽しめるものであってほしい

と思いました。

形作る技術も大切ですが、

生徒さんが1年楽しめ作る

生徒さんがプレゼントした人が
1年楽しめる作品の作り方

レッスンする

やるならば、そこを目指さないと
いけない。
中途半端な気持ちで教えられないと
思うようになりました。

「入れるだけ」だからこそ、面白かった

そして、最初に私が思った
「入れるだけでしょ?」

実はこれが、正解です。

ただザザーっと入れれば
できてしまうからこそ、
小さなお子さんから、お年寄りまで
どんな方でも楽しめます。

その一方で

色彩に凝ってみたり

小さな瓶の中でも、花材の配置を
前後させて奥行きを作ったり、

「正面から見ると花が見えて
横から見ると
シナモンスティックで
大人っぽく」
などと、見る角度を変えながら
楽しめるように工夫したり

ラベルや、革ひもでタグをつけたり

デザインに凝りだすと
小さな世界に美意識が生まれ
アートになります。

この柔軟性がハーバリウムの
魅力の1つになっているのだと思います。

学びを広げて、より楽しい世界へ

シェフレラのレッスンでは
ハーバリウムのデザインを考えるために

イメージを膨らませたり

色彩の勉強を取り入れています。

もちろん、お花が移動しないためには
どうしたらいいのか、
簡単でシンプルな
技術をお伝えしています。

また、作家さん手作りの
消しゴムはんこの押し方を
ご紹介しながら
タグ作り
もして頂いています。

ハーバリウムを作ることで
色彩や、材料、ハンコ
タグ作りなど、色々なものへ
興味をもつキッカケになってくれたら

一石二鳥で良いなあ・・・
なんて思っています。

そのタグをラフィアで結ぶのか
革紐で結ぶのか
リボンで装飾するのかなど
デコレーションでも
イメージが変わります。

一人一人が全くオリジナルのデザインを
自分自身で考えて作り上げる
そんな喜びを感じて頂くのに
ハーバリウムはぴったり
だと

今は考えております。

ちなみに、ハーバリウムが苦手な理由が色なら、自分で作れば解決するかもしれません

ハーバリウムを欲しいか欲しくないかは
正直好みの問題がかなりあるので
何とも申し上げようがありません。

嫌いな方のお気持ちを伺うと

「色合いが可愛すぎて好きじゃない」

「そもそも、小物を置きたくない」

「家がモノトーンで統一してるから」

「意味がわからない」

身も蓋もない意見も多いのですが
それは、もちろん有りですよね。^ ^

色彩のことで言えば、

色や質感が問題なら、ご自分で作れば
解決するかもしれないなーと思います。

まとめ

去年の初夏、生徒さんから
「先生、ハーバリウムやりたいです」と
リクエストがありました。

とは言え、ハーバリウムは
長持ちが取り柄なのですから、
一人で何本も作ったら、
おうちがハーバリウムだらけになってしまいます。

そこで、単発レッスンの形で
取り入れることにしました。

簡単で、子供からお年寄りまで
誰でもできるけれど
こだわれば、アートレベルまで
持ち上げられる柔軟性が
ハーバリウムの最大の魅力
だと
考えています。

生花コースで日頃伝えたいけれど、
伝えきれていなかった
「色彩」や「花材選び」の部分
少しでもお伝えできたらいいなと
いうのも
このレッスンを作った理由の1つです。

小さな一歩から、
学びを広げて、より楽しい美しい毎日へ

入り口は、手軽なもの、誰でもできるもの
何でもいいと思います。

お気に入りの空間づくり、
お気に入りの時間を持たれる時の
何かの参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きまして
ありがとうございました。

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