夫が転勤族の私は、これまで数回の引っ越しをしてきました。
最初は、夫婦二人で。やがて子供も一緒のお引っ越し。
「転勤族の奥さんって,専業主婦が多くていいわよねー」
「大企業だから安定でしょう?」
確かにそうとも言えますが、夫は忙しくて
誰も知らない土地で一日誰とも話さずに過ごす日々・・・
友達もいないワンオペ育児に
意味もなく涙が出てしまうこともありました。
今日は、そんな私が行き着いた「習い事は転勤妻を救う」説とその理由を
私の体験とともに、ご紹介してみたいと思います。
お付き合い頂けると嬉しいです。
目次
新婚旅行から帰ったら、転勤が決まってた!!
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転勤による流浪の日々は結婚直後にスタートしました。
新婚旅行から帰って出社した数日後に
「10月からOO県の00支社ね」と転勤の内示をもらいました。
なんと2週間で引っ越さなければならない状況でした、
衝撃のタイミングでした。
なぜなら、結婚のために
引っ越しを済ませたわずか2週間後のことだったからです。
なんと1ヶ月で2回も引っ越しをする
ハメになったのです。
住民票がなくて、婚姻届が出せない!
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引っ越しが立て続けに決まった結果
転入届が出せなくなってしまいました。
そのため、住民票をとることができなくなりました。
「住所不定」だと、
婚姻届も出せませんし、
あらゆる公的手続きができないんですね。
かなり不便です。
引っ越す際には、転出届を出した後、
すぐに転入届が出せるようタイミングを計算しないと、
困る場合があるので、お気をつけください。
話す人は、宅急便の人だけ・・・孤独な毎日
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引っ越しが終わると、時間ができて
「お得なスーパー」
「オシャレな雑貨屋さん」
「各科の医療施設」など生活に必要な場所をチェックします。
色々終わると、どんどん寂しくなってくるんですね。
しかし、転勤族の夫は、新職場に慣れるために必死で働いています。
のんびりさせてもらっている私が支えなければ
甘えることはできないと
と我慢しすぎて
孤独を深めていきました。
自分だけが世の中から、
どんどん取り残されていくような気分に陥りました。
体験した人でないとわからないかもしれませんが
このままでは、ウツになる!と本気で思いました。
心の底から友達が欲しい!!と思い、
待っていてはダメだと行動することにしました。
バイトで友達ができるか?
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寂しくて仕方なかった私は「友達が欲しい」一心で
アルバイトをすることにしました。
仕事もしっかり覚えて、1日でも早く役に立てるようになったら、
お友達だってできるはず!!!
しかし、意外な落とし穴がありました。
昼間のパートは、子育て中の主婦の方が多く
「忙しい中、収入を得るために働いている」から
「遊んでいる場合ではない」
また、学生さんとは遊べる時間帯が違いますし、
ジェネレーションギャップも感じます。
店舗系、事務職系、それぞれ半年ほど働いてみましたが、
お友達と言えるまでの人とは出会えませんでした。
公園デビューやママ友からのスタートは?
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子育てが始まってからは、バイトが無理なので、子供がらみで頑張りました。
①妊娠中から赤ちゃん期
勇気を出して声をかけられれば、
この時期は友達になれる確率は高いです。
例えば、妊娠中の母親学級や離乳食教室などは、
声をかけるのにとてもいい場所です。
相手の方が地元の人で、お友達がたくさんいたとしても、
小さな子供がいると一緒に出かけにくいので、
元々の友人関係が疎遠になっていて孤独感を感じている人が多いです。
子供の成長過程が同じくらいだと
常に同じ悩みを共有できるので仲良くなりやすいです。
お互いに必要としあえると
友達関係が築きやすいです。
子供の悩みを共有できるというのは強力な繋がりになります。
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②幼児期・小学生期
もちろん、お友達は作れます。
でも、すでに友達同士の輪ができていて、
そこに入っていくには、時間が必要です。
また、子供の個性が出てくるので、
子供同士の相性が、母親同士の関係に
大きく影響することがあります。
この頃になると、お仕事をされるお母様も増えるので、
少しお友達作りには難しい時期に入ってきます。
そこで、オススメしたいのが習い事の教室です。
習い事へ行ってみたら、月謝以上に得るものがあった
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私自身は、ヨガなどのスポーツ系、華道や茶道などで、
子供づれでも行ける場所を探して習い事へ行きました。
そこで、まず初めに癒しになったのは「先生の言葉」でした。
「上手にできたね」褒めてもらえることが
こんなに嬉しいなんて!と驚きました。
専業主婦の転勤妻の行動を評価するのは、夫だけなのだと気がつきました。
夫が「美味しい」「上手だね」などの評価をしてくれなければ、
毎日一生懸命家事や子育てをしても誰にも、
褒めても、感謝してももらえない
これが、孤独の大きなの原因だったのかもと思いました。
もちろん、夫も慣れない環境で必死に仕事してくれているのですから、
誰が悪いということではないんですね。
お互いに余裕がないということだと思います。
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更に、共通の趣味を持つ人たちは、
優しく向かい入れてくれました。
茶道のお仲間は
「東京では、どこまで進んでたの?」
「お抹茶買うなら、00が意外と安くていいよ。」
「帰りに、和菓子屋さんに行くけど、興味ある?」
という風に、好きなものを通じて
自然と会話や時間を共有することができたのです。
しかも、趣味を通じて知り合うと、
それが会話の中心になることが多いので、
人の噂話など、わからない会話や心がチクリと痛むような会話も
ほとんどありませんでした。
また、年齢層が異なるため、人生の先輩たちが、
お稽古中に子供を見てくれたり、相談に乗ってくださいました。
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仲間には、色々教えてもらったり、手助けをしてもらったので、
手作りお菓子を持って行ったり
雨の日にちょっと車で送迎したり
先生のお手伝いをしたりと
お返しできることをやるようにしていました。
だんだんと「ありがとう」と言われる機会が増えて、
受け入れられいることが実感できる場所ができていきました。
「ありがとう」という言葉に自分の居場所ができたと感じられました。
まとめ
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転勤妻は、色々な場所に住める面白さもありますが、
身内もいない慣れない場所での生活は
とてもストレスがかかります。
しかも、それが何回も続くわけですから、
たまったものではありません。
私個人としては、寂しさのあまり
転勤システムが人間らしい生活を
破壊してるんじゃないかと怒りを感じたことすらあります。
そんな状況でも
安心できる場所としてオススメしたいのが
「習い事の教室」です。
理由は3つです。
1 「すごいね」「上手にできたね」
と先生が褒めてくれて、嬉しい。
元気になれる。
2 共通の趣味を通じて、会話しやすい。
3 お片付けなど様子を見ていると
人柄がわかるので、自分と合いそうな人を
みつけやすい。
そして最後にもう1つ
「+1の理由」
一人で行き続けても
不自然じゃない場所だからです。
人見知りな方でも大丈夫!
必ず先生が話しかけてくれます。
転勤で寂しい思いをされている方
そして身近に転勤で引っ越しされてきた方がいらっしゃる方
何かの参考になれば嬉しく思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。